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建築を求めて散策する大阪・関西万博


社員Mです。先月下旬、暑くなりきってしまう前に大阪・関西万博に行ってきました。

前日までの予報は雨のち曇り。人出が少なくて回りやすいかな…という淡い期待をしつつ10時に入場しましたが、既に人気のパビリオンやショップには長蛇の列が。

開幕から1か月は人もまばらだったようですが、各パビリオンの展示形式やカフェの予約形式、列の形成方法も様々で日々変化したりするために今ではすっかりSNSなどを駆使した情報戦となっています。

一部の場所は時間の都合上諦めつつも事前に調べてきた行きたい場所を巡っていきます。

事前の下調べはしていたものの、実際に会場に着くと行き当たりばったりなところもありました。

 

 

 

 

様々な色形のパビリオンが並ぶなか、万博の中で一番大きく象徴的な建物・大屋根リングは会場を歩く際にいい目印になっていました。

リングの下から眺めると奥までリングが続いており壮観でした。

大屋根リングは区画を3つに分けて3つのJV(共同企業体)が分担して施工しており、各JVによって貫接合の種類が異なるそうです。

会場の移動時間も周りを見回すのが楽しくなりますね。

 

 

 

 

 

 

 

パビリオンの展示や各国の食事を楽しむほかに、会場の建築の外観や休憩所・トイレを見に行くというのが個人的な万博の目標でした。

その中の一つ、トイレ4の壁は3Dプリンターで土を積み上げた壁と植物が印象的な建物でした。

見た目に反してしっかりと強度があり、最新の技術を用いた建築でありながらも自然の風合いを持っており、不思議な組み合わせに新鮮さを感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1日という限られた時間で入館できたパビリオンはそれほど多くありませんが、歩き回る疲れも気にならないほどに楽しく散策できました。

万博はパスポートいらずで国内外を問わず気軽に多くの技術や文化に触れられる有難い機会になると思います。

会期は半年ほどと限られているため、まだ気になるけど行ってないという方も1度足を運んでみてはいかがでしょうか。