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建築積算とFP

社員Uです。

先日、ファイナンシャルプランニング技能検定の3級を受検しました。

ふるさと納税や確定申告、失業保険の受給などをしてきたことと、

結婚前からパートナーとお金の話をすることも多く、

自分の人生において『お金』についての最低限の知識を

持っておかないと、という考えから受検を決め、勉強しました。

役に立ちそうな知識を広く浅く学べるという点で、

自分はやはりこういう勉強が好きだなと感じました。

不動産分野では建築基準法の内容に触れていたり、

建蔽率や容積率の言葉がでてくるとちょっと身近な感じがします。

 

建築における積算・コスト管理を、家計管理になぞらえることが多いですが、

むしろファイナンシャルプランニングに近いかもな、と感じました。

積算をするには、図面の読み取り方や建築材料、

施工に関してなどなど、幅広い知識が必要で、

積算によってしっかりと利益を出せる、

安心安全のプロジェクトにできるかが決まってくると言っても過言ではないです。

ファイナンシャルプランニングは、

自分が払うべき税金や、状況に応じて受け取れる社会保障、

保険制度の仕組みや金融資産の運用についてなど

やはりそれぞれに専門家がいるような高度な知識を幅広く持ち合わせることで、

自分の人生において必要なお金の額を計算して、

安心できる生活を送ることに繋がります。

 

ファイナンシャルプランニングの受検会場は

岡山に何カ所あるうちの1ヶ所なのか分かりませんが

ざっと1000~2000人ぐらいの受検者がいたと思われます。

それだけお金について知ることが大切だと考えている人が多いということですね。

積算も、建築に関わる人たちにより広く

「大切な技術・知識」だと認識されていくといいな、と思いました。

具体と抽象

社員Uです。

一昨日・昨日とコーチングのセミナーを受講しました。

その中で出てきた考え方が、7年位前に知人の勧めで読んだ

『具体と抽象』細谷功 著

という本で印象的だった概念にすごく近いと思いました。

当時、この本と出会えたことはありがたかったなと思いましたが、

今回こうして、コーチングのスキルとして扱えるように

トレーニングするにあたり、感覚的に近いことを、

今までにも意識してきたことがあるというのは

あらためて幸運だと感じました。

じっくり考えて認識することはできても、

人とのコミュニケーション(会話)の中で活用する、

常に意識するということは大変だろうと思いますが…

少しづつ、身につけていきたいです。

 

研修でも、仕事でも、生活の中でも、

たくさんの学び・気づきが得られることに感謝です。

建築家 永山祐子さん

社員Uです。

先日、情熱大陸で建築家の永山祐子さんが登場していました。

『東急歌舞伎町タワー』の映像が出た瞬間にすごく惹きつけられ、

噴水をイメージしたというアーティスティックで軽やかな上層部、

繊細な光の扱い方が際立つ下層部の意匠になんだか少し感動しました。

ジェンダーレストイレで話題になっていた建物か、

と先ほど調べていて気づいたのですが、

物販やオフィスは存在せず

エンターテイメント、飲食、ホテルで

構成される施設ということにも度肝を抜かれます。

(永山氏は関係ないですが)

 

昨年、瀬戸内国際芸術祭の会期中に訪れた『豊島横尾館』や

日経アーキテクチュアで見て印象的だった『膜屋根の家』という個人の住宅も

永山さんの設計だと知り、自分の中の点が結びついて線になったような気分です。

永山さんは2人のお子さんがいて、

1人目を妊娠した際に仕事を辞めるか真剣に悩んだそうです。

ご両親や旦那さんの支えがあり、

続ける決断をして本当に良かったと言っていました。

スタッフからの人望も厚く、独立するスタッフが永山さんは

①会話を大切にする

②怒らない

ということを徹底していて尊敬する、という話もしていて

「かっこいい、素敵な人だな」と私は永山さんの人間性にもとても惹かれました。

真摯な仕事ぶりの根本はやはり人間性なのだとも感じました。

 

2025年の大阪万博でも2つのパビリオンを担当しているそうなので、

現地に見に行きたいなと、今から楽しみにしています。

大型連休

社員Uです。

長い連休をいただいて、ゆっくりと北海道の実家に帰省していました。

畑仕事(実家は専業農家です)の手伝いをしたり、

温泉&アイヌコタンに日帰り旅をしたりと、

春の北海道を満喫してきました。

 

締めは今春オープンのエスコンフィールド北海道で

日ハムVS楽天の試合観戦。

ちょうど先日、日経アーキテクチュアで特集されていたので

建築物としての球場見学も楽しめました。

試合は日ハムのエラーもあり、

楽天に先制されて劣勢のまま進みましたが、

7回で2-2の同点に追いつきました。

9回で勝敗が決まらなければ12回まで延長、と放送が入ると

ぞろぞろと帰っていく人たちもいて驚きましたが、

9回の裏で見事サヨナラ勝ち。

初めて生でプロ野球を観たこともあり、応援しているチームが

勝利したことはやはりとても嬉しかったです。

GWにゆっくりと帰れたこと、そして

家族や故郷の有難味をかみしめた連休でした。

言葉の豊かさ

社員Uです。

先日、コーチングの研修の受講がスタートしました。

月に2日の講義と、その間に面談と振り返りを繰り返すことで

実践的なスキルを身につけるという8ヵ月の研修です。

といっても、本質は「自分と向き合うこと」です。

自分と向き合えていないと、他者と向き合えるはずもない。

本質的に理解できるのはまだまだ先になりますよ、と繰り返し講師が言っていましたが

初回のオリエンテーションの中でも十分納得のいくお話がたくさんありました。

 

その中でも「言葉の豊かさは人生の豊かさ」というフレーズが

すごく自分にとって共感できて心に残っています。

漢字やひらがなの成り立ちレベルから、

本を読んでいてわからない単語があると調べる、だったり、

こうして語彙力が豊かなわけではないにしても自分なりに文章を書いてみる、

という形で、言葉と真剣に向き合う機会が多いからかと思います。

 

また、「自分と向き合うこと」についても、

人間関係や職場で悩んだり壁にぶつかったりすると

そのたびにたくさん自分なりに自分と向き合ってきたように思います。

というとなんだか傲慢だなぁもっと謙虚にならないと、と感じますが、

もちろん向き合うことから逃げてきたりした過去も思い起こされます。

初回と宿題だけでも、ものすごくたくさん自分と向き合わせてもらっています。

回を重ねるごとに深まっていくのを、大変な思いもするみたいですが、

自分としては楽しみにしながら、頑張っていきたいと思います。