パイプライン
社員Uです。
先日、親戚の家を訪れたところ
『うちの田んぼにもパイプラインが通ったんじゃー』と
嬉しそうにいろいろと説明してくれました。
コンクリートの箱のようになっているところの蛇口をひねって
すごい量の水が出てくる様子を見せてもらい、
見慣れないものが見られて、なんだかちょっと得した気分になりました。
そのコンクリートの箱の外側に大きく『6/12』などと書かれていて
何の番号かと思って聞いてみると、田植えの前の最初に大量に水を入れる
日付が決められているということでした。
確かに、もしその一帯の田んぼが同じ日に大量に水を入れるということになったら
水圧や水量が足りなくなりそうです。納得の日付指定でした。
パイプラインが整備されたことで問題が起こったそうです。
埋め込む工事をしたあたりに若干傾斜ができてしまったため、
苗をつくる場所(苗場)に水をためたくてもたまらないという。
囲いのある中でも一部しか使わないので、水がたまる側に作ればいいと思っても、
そちら側は大きな木の日陰になってしまうそうです。
しかも、調査の結果、お家も若干傾いているとか…
苗場は来年までには工事をしてもらえるらしいですが、
お家のことはどうなるのかまだよくわからないそうです。
周辺の工事によってお家まで沈下してしまうのは困ったものですね。
もともと海だったところを干拓した地域なので、
やわらかい地盤なのは分かっているはずなのですが…。
地盤改良や杭工事って大事だなと感じる出来事でした。