建築家 永山祐子さん
社員Uです。
先日、情熱大陸で建築家の永山祐子さんが登場していました。
『東急歌舞伎町タワー』の映像が出た瞬間にすごく惹きつけられ、
噴水をイメージしたというアーティスティックで軽やかな上層部、
繊細な光の扱い方が際立つ下層部の意匠になんだか少し感動しました。
ジェンダーレストイレで話題になっていた建物か、
と先ほど調べていて気づいたのですが、
物販やオフィスは存在せず
エンターテイメント、飲食、ホテルで
構成される施設ということにも度肝を抜かれます。
(永山氏は関係ないですが)
昨年、瀬戸内国際芸術祭の会期中に訪れた『豊島横尾館』や
日経アーキテクチュアで見て印象的だった『膜屋根の家』という個人の住宅も
永山さんの設計だと知り、自分の中の点が結びついて線になったような気分です。
永山さんは2人のお子さんがいて、
1人目を妊娠した際に仕事を辞めるか真剣に悩んだそうです。
ご両親や旦那さんの支えがあり、
続ける決断をして本当に良かったと言っていました。
スタッフからの人望も厚く、独立するスタッフが永山さんは
①会話を大切にする
②怒らない
ということを徹底していて尊敬する、という話もしていて
「かっこいい、素敵な人だな」と私は永山さんの人間性にもとても惹かれました。
真摯な仕事ぶりの根本はやはり人間性なのだとも感じました。
2025年の大阪万博でも2つのパビリオンを担当しているそうなので、
現地に見に行きたいなと、今から楽しみにしています。