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両利き

社長の倉西です。

 

1月28日に八潮市で発生した大規模な道路陥没で被災された方、およびご家族の皆さまへ、

心からお見舞い申し上げます。

また、本日からは今シーズン最強の寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置となる気象予報です。

皆様ご注意ください。

 

さて、今週に入ってからの朝礼でこんな話になりました。

テーマは「10年後の未来を考えて仕事をしよう」です。

こんな意見が出ました。

「仕事のやり方や顧客は10年後に180°変わっているかもしれない」

「人数が増えれば、もっといろんな見方が出来るようになってくるだろう」

いずれも社員さんからです。

 

ハッとさせられました。

私が建設業界に携ってきた期間は学校を卒業して約30年。

なんなら社員さんたちが生まれる前からとも言えます。

 

やはり新鮮な視点でものごとを見る大切さに改めて気づかされました。

深化は得意だけど、探索は不得意。

経験が長くなればなるほど現れる傾向です。

経営学の用語ではコンピテンシー・トラップとも言われるようです。

そんなコンピテンシー・トラップに陥らないように、

新鮮な視点を持っている社員さんとともに頑張っていきます。

 

さてさて、その経営学ですが、2月15日には大一番に臨みます。

一年かけて勉強して来ました。

残すところ10日、最後までやり切って本番に臨みたいと思います。

 

朝礼で気づきをくれた社員MさんとRさん、ありがとうございました。


※コンピテンシー・トラップとは?
「コンピテンシー・トラップ」は経営学の用語で、
企業が既存の主力事業や過去の成功体験にとらわれて従来のビジネスモデルに固執し、
新たな可能性を視野に入れなくなることをいいます。イノベーションを起こすためには、
「知の探索(Exploration)」と「知の深化(Exploitation)」の両輪で、「知の範囲」を
広げ続けることが大切です。しかし実際には、目先の利益に追われて、企業における
知の探索はおろそかになりがち。すると、中長期的なイノベーションの可能性を狭め
てしまいます。(出所:weblio辞書)