必ず確認する。
こんにちは、倉西です。
私は仕事上で大切にしていることがあります。
題名の通り、現場・現物を「必ず確認する」ということです。
成果物を顧客に提出する前には必ず内容を確認する。
それはスタッフがやってくれたものであっても、ビジネスパートナーにお願いしてやってもらったものであっても全てです。
仕事を進めて行く中で聞きなれない言葉、聞きなれない材料や工法などが出て来ても、インターネットで調べ、自分で説明できるように理解する。
便利な世の中なので検索すれば、だいたいのことはわかります。
わからないことをわからないままでは絶対に顧客に提出しません。
前職時代に大型商業施設の建設工事に携わりました。
見積・積算を行う部署に勤務していましたが、大型工事ということで現場に常駐して、
主には発注者への変更対応や協力会社への発注業務を担当しました。
毎日の夕方には職員間での打合せがあり進捗状況等を確認したりしていました。
ある日の打合せでM所長から「倉西、ここはどうなっている?」と聞かれました。
私は「多分こうだと思います。」と答えたのですが、
「俺はおまえの感覚を聞いているんじゃない、現場はどうなっているのかを聞いているんだ」
と一喝されました。
あとで思い返すに、「発注者への対応をするのであれば、全てでなくともポイントは押えて現場の状況を確認しておくことが必要。」ということを伝えたかったんだろうなと思います。
広い敷地で大きな工事だから出来ませんではなく、それくらい真摯な姿勢と情熱をもって仕事に取り組むことが必要なんだと学んだ事を覚えています。
厳しい所長でしたが、そのM所長からは「仕事に対する心の持ち方」ということを勉強させてもらいました。
最初はよく叱られましたが、竣工が近づく頃には本当に可愛がっていただきました。
ここには書ききれないくらい大変な一年間でしたが、今の私の仕事に対する姿勢を形成してもらえたのだと思っています。
弊社の仕事に対する姿勢に対して評価いただき、弊社のファンになって下さる顧客もいらっしゃいます。
これからもこの姿勢を持ち続け頑張って行きます。
この出会いと経験に感謝。
ありがとう。