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単語ひとつ

こんにちは。社員Mです。

 

文字や言葉、特に漢字について学んだり考えたりする機会が多かったので、建築について勉強するようになって、今まで聞いたこともなかった用語と出会い、予想していなかった面白味を感じています。

 

例えば、

堅魚木(かつおぎ)と呼ばれる、神社の屋根に並べられる木の部材があります。

鰹節に似た形だからついたという由縁もあるそうです。

漢字の歴史から考えると、『峰』=『峯』などのように、【へん】と【つくり】の位置関係が変わっても同じ漢字を表していることがよくあります。

かつて『鰹木』の鰹の【へん】と【つくり】が逆転して『堅魚木』という書き方があって、現代でもこうした表記がされていることもあるのかな、と歴史の奥深さを感じました。

 

わからない用語だらけでも、漢字を見るだけでなんとなくの意味が想像できるというのは、日本語の利点だと思います。

英語のアルファベット単体では、意味はわかりませんよね。

 

 

そんな文系的な楽しみ方をしつつも、はやく自力で積算ができるようになりたいという気持ちも高まっています。

中高生のころに好きだった数学や物理の、「一つの公式・理屈を理解すると、いろいろな問題が解けるようになる」とか、

「根拠ある数字はうそをつかない」という感覚を思いだしているからです。

 

積算という仕事は天職かもしれない…!というワクワクを、確信に変えていくため頑張ります!