CLT...直交集成板
社員Uです。
最近皆さんがたくさん投稿してくださるので
ちょっと久しぶりに記事を書きます。
先日、Rさんが「Nスクエア」のことを書いていましたが、
私の中では最近『CLT建築』がブームというか、
色々なところで目につくという印象です。
「CLTとはCross Laminated Timber(JASでは直交集成板)の略称で、
ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。
厚みのある大きな板であり、建築の構造材の他、土木用材、家具などにも使用されています。
(CLT協会HPより引用)」
最近TVでも大阪万博の大屋根が出来上がってきましたと
放映されていたりしますが、あれもCLT。
2年以上前に真庭市にあるグリーナブルヒルゼンで目にした
↓隈研吾氏設計監修のパビリオンも、CLT。
そしてこれまた最近知りましたが、このCLTの製造で
大きなシェアを誇る会社が真庭市にあり、
3年ほど前に本社をCLTで建て替えていて、
HPで動画が公開されているので見てみたらすごく素敵でした。
なかなかCLT建築の積算に出会うことがありませんが、
建っているものを見ると、やっぱり『木』っていいな、
という気持ちになるんですよね。
構造躯体が軽い、工期が短い、CO2排出量が少ないなどメリットも多いようで、
いろいろなところで目にするようになったわけだ、と思いました。