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積算や見積でお困りの方

 先日来様々な経営セミナーを受講していて、コア・コンピタンス(※1)や経営方針書について学んでいます。受講回数を重ねるにつれてお互いを深く理解するようになり、同じ業界の方とは特に仲良くなります。
 そんな中で私の経歴や会社の業務内容を見られ、不動産と住宅系リフォームの会社を経営する方からこんな相談受けました。

・自社は積算が弱い
・見積は長年の勘と経験に頼りがち
・原価管理力も弱い

 会社として、これをどうにか改善したいので相談に乗ってほしい。最初はリップサービスなのかなと思っていたのですが、毎月の講義で顔を合わすたびに頼まれるので引き受けることにしました。
 先ずは企業診断です。会社に伺い、積算やコストの算出などをどのようにされているのかお話を聞かせてもらいます。その後に方向性を決めて月に一度、リモート会議システムを活用して勉強会を行っています。
 そうこうしていると、次は別の経営セミナーで共に学ぶ仲間の会社(地域に根差した建設会社で賃貸マンションや戸建て住宅を多くされている)から同様の依頼を受けました。
 やはり同じような悩みを持たれていました。技術者の高齢化に伴う人材不足でどうしても経験と勘に頼らざるのも致し方ないのかもしれません。当然、長年の勘と経験は大切にするべきものです。しかし、
 ・それは常に研ぎ澄まされていますか?
 ・イレギュラーなものへの対応力はどうでしょうか?
 ・属人的になってしまい、会社として共用出来ていないのでは?

 技術者の高齢化に伴う人材不足はこれからも更に進んでいくでしょう。時代の変化に伴い原価管理も今まで以上に厳しくなってくるでしょう。多くの小規模建設会社の方々が困っているのかもしれません。
 これからはこういった面でも、少しでも皆さんのお役に立てるようにして行きます。

美しい国、日本に感謝。
ありがとう!

※1 コア・コンピタンス:競合他社に真似できない核となる能力 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』