人間性の根幹
社員Mです。
今日は長々と語ります!
最近はいろいろな人と話したりしながら、
自分という人間がどんなふうにできていったのか
考え直したり言葉にしてみることが増えました。
そんななかで、特に印象に残っているのが
幼い頃から中学2年生まで、冬場に真剣に取り組んでいた
スピードスケートのことです。
4歳くらいにはよちよち歩きでスケート靴を履いて滑り、
小学校では少年団や習い事としてスケートクラブに入って練習をし、
週末の大会に出たりしていました。
中学生になると、続ける人はかなり減りましたが、
自分の意志でやりたいと思い、たくさんの人に支えられながら頑張っていました。
中学校が終わった後に車で30分ほどかけてリンクに行き、
19市町村から集まった仲間や先生方と2時間ほど練習する日々。
全道大会で24位以内に入ると全国大会に出られるのですが、
幸いなことに努力が実り、1年生のときも2年生のときも出場できました。
決勝に残るのがせいぜいで、入賞やメダルは程遠かったですが…
2年生のときの全国大会は長野県のMウェーブで行われ、
これがオリンピックの会場にもなったリンクか、と
その鏡のような綺麗さと異常にスピードが出ることに
驚きながら滑った記憶があります。
先日連絡した中学校の担任はスピードスケートの指導教員で、
長野にも引率で来てくださったのですが、
「あのときはMに長野にまで連れて行ってもらってありがたかったなぁ」
と電話口で懐かしそうに話してくれました。
とても意識の高い仲間たちと、厳しい練習を乗り越え切磋琢磨したことは
何物にも代えがたい貴重な経験です。
加えてスケートの指導をしてくださるのは皆さん中学教師なので、
「選手としてよりも、まずは中学生として立派であれ」
というのが常日頃説かれる教えでした。
その言葉がずっと胸にあったからこそ、学業との両立を頑張ったり、
70人の集団で行動するうえでどれだけ周囲に良い印象を与えられるか
一人ひとりが意識することを大切にしていました。
当時自分と関わり、様々な援助をしてくださった皆さんには
本当に感謝しています。
社会人となった今、会社員として仕事ができることも大事ですが、
人としてきちんとしていることを大切にして、
様々な人から慕われたり、尊敬される人間でありたいです。