木造の長屋③
社員Uです。
木造の長屋シリーズも3回目ということで、最終回にしたいと思います。
これが道路側からの外観です。3部屋分、分かりやすいですね。
真っ黒な焼き板と無着色の木材のコントラストが素敵だなと思いました。
上部に格子があり、内側から見ると全て網戸付きでガラス窓もついていて、
やはりここを開けて風を通せるようになっているようです。
長屋からお堀?のような水たまり
(水盤という呼び方を最近知りましたが、馴染みない言葉なので…)
を挟んで、向かいにはこんな母屋もあります。
こちらは春に見たときの記憶が曖昧で、
写真もあまり撮っていなかったんですが
もとからあった建物を改修・改築したようです。
部分的に新しい木材が使われていたり、
仕上げが施してあるようでした。
こうして振りかえると、もっとこのあたりを見ておけばよかったなとか、
どうしてこちら側は既存の建物なんだろう、どこかに書いてあったのかな
なんてことを後になって考えてしまいます…。
こうした『過程』をみられる機会
(しかもある程度、企画や設計の意図まで展示してくれている)
は、あらためて大変貴重だなと感じました。
完成した後、外側からどれくらい見えるものか分かりませんが、
また直島に行く機会はありそうなので見てみたいです。