改修工事の講習
社員Uです。
本日は積算協会が主催する
「建築改修工事の積算講習会」を受講しました。
ビルストック時代の長期修繕計画ということで、
分かりやすい資料とともに説明を受けましたが、
積算講習会というよりは修繕計画の講習会という印象でした。
その中でも、すごく初歩的なことながら自分の中では
明確な線引きのなかった『改修』と『修繕・更新』の概念の違いを
初めてきちんと理解できました。
漢字の並びから『更新』はどちらかというと『改修』とセット
という印象でしたが、そうではなく
『改修』だけが建築時の性能よりも付加価値を高めて『改善』する工事で、
『修繕・更新』は共に建築時の性能を取り戻す、『回復』する工事だそうです。
これを初めて知ったというのも恥ずかしいお話ですが…
なんとなく分かっている気になっている言葉が
いかに多いかという話でもありますね。
もちろん、同じ言葉でも業界や業種によって概念が違うこともありますが…。
私のように知識不足で定義を知らないことで
きちんとコミュニケーションが取れないといけない
お客様と会話が成り立たなかったりしては困りますので
より広く、深く建築について知っていかねば、と
身を奮い立たせられる講習会になりました。
このような学びの機会に心から感謝です。