社内勉強会&第6回ランチ会
社員Tです。
先週6日に社内勉強会と第6回ランチ会が開催されました。
BIO(ビジネス・インキュベーター岡山)の森川さん、岡公認会計士事務所の岡さん、岡山EAPセンターの筒井さん、倉西社長、倉西社長の奥様、私の6人で、経営誌の文章を読み合わせして、感想や意見を述べ合いました。
まず経営誌に掲載されているエッセーを輪読し、感想を述べ合いました。
エッセーの内容は・・・『修学旅行直前に骨折した中学生を同じグループの生徒たちが車椅子を押して遺跡を見学中、大雨にあい雨宿りをする場所もなく困っていたところ、通りがかった女性が傘を差しだしてくれた。その後ホームルームで、車椅子の生徒は「修学旅行で一番嬉しかったことは、見学したものより、見知らぬ人が傘を差しかけてくれたことと、クラスのみんなが自分を連れていってくれたことです」と感謝を述べる』というものでした。
「同じような経験をしたことがあるが、その時は後ろから車が来ていたこともあり、とっさに止まってあげられず、しばらくはそのことが胸にひっかかっていた」、「元気に走っている中学生たちだったら、もしかしたらそのまま通り過ぎたかもしれないが、車椅子を押しながら頑張っている姿を見て、より助けてあげたいという気持ちになったのかもしれない」、「困っている人がいて、自分にできることがあれば、ためらわず行動に移せる人でいたい、また行為をありがたく受け入れて、感謝の思いを言葉にして伝えることも大切だと感じた」、「誰かが何かしれくれたとき、恐縮してしまい、ついすみませんと口にしてしまうが、すみませんよりありがとうと言うようにしたい」などの意見が出ました。
また筒井さんからは「メンタルヘルスにおいても、’ありがとう’と言うこと、言われることはとてもいい効果があり、幸福感が長く続く」と専門的なことも教えて頂きました。
それからもう1つのテーマは、「仕事をする上で、あなたはどのような目標を持っていますか?また、その目標を達成するために意識していることや行動していることは?」でした。
「日々正確に業務をこなし、経費削減できることはないか、無駄なものはないかを報告し、改善案を提案する」、「コンサルに近い経営をしたい、真に経営の話をしたい、秋から外部の研修にも参加予定」、「経営のことと、自分の技術を磨くことの両方を頭において仕事をしている」、「社内の業務をすべて一通り一人でできるようになりたい、一度教えてもらったことは、次は一人でできるように心がけている」などの意見が出ました。
森川さんからは、外部で研修を主催するという新たな仕事に挑戦する意気込みが語られ、また「対応ではなく、応対をしようと思っていて、気持ちを添えること、気配りを入れること、また相手の気持ちになって傾聴をしようということを心掛けている」という意見が出ました。
皆さんは『応対』と『対応』を使い分けていらっしゃいますか?
改めて考えてみると、私はきちんと違いを認識できていなかったです。
森川さんから教えて頂いたことと私が調べたことを合わせると・・・
『応対』・・・相手になって受け答えをすること→対象は人で、態度、物腰、表情、言葉等を指す
『対応』・・・相手や状況に応じて事をすること→対象は人や状況で、どのような判断をして処理したかを指す
『応対』には、相手が置かれた状況や問題の背景にまで心を砕くということが含まれるようです。
通り一遍の『対応』だけでは見えないことに気が付けると、さらにいい解決策が浮かんだり、もしくは相手と話し合って当初相手が望んでいた解決策とは違う形だけれど、結果的には当初の想定よりよかったと思ってもらえるような、『応対』や『対応』ができるかもしれませんね。
森川さんとお話をすると、いつもほっと安心して気持ちが前向きになるのですが、その秘密が少し分かったような気がしました。
今回も出席された皆さんから学ぶことがあり、また皆さんの仕事に対する思いや姿勢の一部を知ることができ、とても素敵な時間になりました。
また次回もよろしくお願いします。