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積算と数学について

社員Mです。

 

設計図をもとに積算するという作業は

数学の問題を解くことに似ているように感じます。

ただ、学ぶにつれて決定的に違うと分かってきたことがあります。

 

ひとつは、与えられている情報だけでは完結しないということです。

設計図に全てが描かれて(書かれて)いるわけではありませんから、

積算をする過程で設計者の意図を質問して確認したり、

こちらで仮定して積算を進め、やはり確認をとる必要があります。

 

もうひとつは、完璧な答え、一つだけの正解というものはないということです。

できるだけ正確な数字を出すために情報を総合して計算しますが、

ある程度の幅はありますし、本当に正解だったかを確認しようにも、

工事ごとにかかった費用と見比べたとしても、

細かいところまで答え合わせができるわけではありません。

 

中高生のころの数学の問題は基本的に「解けるもの」だったし、

「正解」があるものでした。

もちろん、もっと専門的に勉強していくと、

そう単純なことではないのも重々承知していますが…

 

こうして積算という仕事を知っていくと、

人とのコミュニケーションが欠かせませんし、

建築の技術も変化・向上していくものなので、

常に学ぶことがたくさんあります。

 

場合によっては、積算をする過程で

設計段階であまり詰められていないところまで明確で具体的になったり、

予算を下げるために施工方法が考え直されたり、

安全面の品質向上の助けになったりもしています。

 

あたりまえのことばかりですが、

こうして文章にして書いてみたことで、あらためて

すごくやりがいのある仕事だと感じました。

 

はやく積算を通してお客様のお役に立てるよう、

常に励んでまいります。