農業のPDCA
社員Mです。
実家は北海道の農家です。
先日の研修で、PDCAサイクルをまわすことでの
業務改善についても取り上げられていました。
より速く、何度もこのサイクルを回すことで
改善のスピードも上がることは百も承知なのですが、
農業に関してはこれがどうしても1年単位になってしまうので大変です。
その結果(収穫量や大きさ、味)は肥料が足りないのか、除草剤が足りないのか、
気温が低かったり日照時間が少なかったのか、
原因を特定することはそもそもできるのでしょうか?
これが輪作(同じ土地に別の性質のいくつかの種類の農作物を
何年かに1回のサイクルで作っていく方法。)ともなると、
そのサイクルは5〜10年単位になることも。
畑の形状や土の栄養バランスなどはそれぞれ異なるので、
一概に他の農家さんの情報を活かせるとも限りません。
とても難しいことに挑戦し、試行錯誤しているのだなぁと
両親や祖父母、後を継いだばかりの兄のことをあらためて尊敬します。
弊社で行っている見積・積算という仕事も、
建築物はひとつひとつが一点ものなので難しいことですが
案件ごとにPDCAサイクルを回していけるので、
正確性やスピードの向上などの改善はかなりハイペースでできそうです。
自分の成長速度も上げるべく、努力あるのみ、頑張ります!