歩道橋その2
社員Uです。
先週に続き、歩道橋の話です。
この写真は、鉄骨の繋ぎ目部分を撮ったものです。
このボルトの頭についている緑のキャップというか、カバーが
あまり馴染みのないものだったので、ここで書きたいと思っていました。
ネットで検索してみても該当しそうな情報が見つけられなかったのですが、
倉西さんと話していると納得できる理由や目的が聞けました。
まず一つは、歩行者が通る際にボルトの角に服をひっかけてしまったり
手が当たったりしたときに怪我するのを防ぐという役割。
他には、もしボルトが緩んだりしても、部品が外れて落ちるのを防いだり、
いたずらに緩められたりするのを防ぐという役割。
細い紐状の部分でキャップ同士が繋がっているのも含め、なるほどと思いました。
加えて、キャップのついていないツルっとした部分もあるのは何故だろう…
と思っていて、その答えも教わりました。
ボルトを本締めする前に、数本だけ手で回して仮どめをする段階があり、
その際に差し込む向きが表から裏からとバラバラだったからということです。
見た目には統一されていたほうが綺麗なんでしょうけれど、
差し込む向きには特に決まりがあるわけではないので
やりやすい方法でしたのでしょうね。
自分なりに予想していたことと共通する部分もありましたが、
やはり現場での状況もふまえて説明してもらうとすごく納得できて
このことについて話題にして良かった、と思いました。
なんでも気軽に聞けて、いつも丁寧に教えてくださる周囲の皆さんに心から感謝です。