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分解して考える

社員Uです。

天井の改修工事の積算をしました。

新築のときには、

天井インサート、LGS、ボード類、表面仕上げ

を天井面積で拾えばいい、ぐらいの認識だったんですが、

改修となるともっと細かいところまで理解していないと

きちんと拾えないんだな、ということを痛感しました。

まず撤去の段階で、どこまで残して、どこから取り払うのか。

いつも一口に『LGS』と言っていますが、

吊りボルト、ハンガー、野縁受け、野縁があって、

劣化の度合いによって撤去する部材の範囲が変わってくるということ。

次に新設となると、もちろん撤去したものを新設するのですが、

吊りボルトから新設という場合は、あと施工アンカーの箇所数も拾うということ。

防振・補強のための特別な金物がある場合もあり、

(改修だけでなく新築でもありえますが)

その組み合わせなども考慮しつつ、箇所数で拾ったりすること。

 

どの作業をどの工事業者さんが行うのか、その線引きも想像しながら

分けて拾うべきもの、規格や仕様に一緒に書いていいものを判断したいです。

どちらにしても、大前提として

『図面の内容を全て内訳書に表現する』ということが

当たり前なんですが…まだちょっと甘いので肝に銘じます。

 

知識や経験も大切で、一生懸命やっていればついてくるもの、と思いますが

まずは具体的なところまで『想像すること』が特に重要と感じました。