時短
こんにちは。社員Yです。
「時短」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?
育児のために時短勤務、今だと新型コロナウイルスのために時短勤務になっている方も
いるでしょう。
便利な家電を使って時短家事、電子レンジを使ったり包丁を使わずに作れる時短レシピ、
他にも時短コスメだったり、時短グッズ・・・私たちの周りには様々な「時短」がありますね。
そういう私もついつい「時短」と言う言葉に弱く、忙しい毎日をゆとりある日常とするため、
色々なグッズや技を使っています。
ただ、「時短」しても「質は落とさない」が大事かなと思っています。
仕事で言えば、いくら時短勤務であっても仕事量は変わらないはずです。
なので限られた時間でパパパッっと作業して完成できたとしても間違っていたり、
完成度が低いと意味がありません。
家庭で言えば、料理を短時間で作っても美味しくなければその時短レシピは
良いものとは言えません。
子どもたちに「もうできたの?でも美味しい!じゃ時間ある?一緒に遊ぼう!」と言われて
大成功なのです。
作業を効率化したり、経験を積んで作業時間を短くするのは大事ですが、
決して質を落としてはいけないと考えています。
とはいえ、なかなか家事の時短が進まず、つい子どもたちと一緒に過ごす時間が
時短になってしまった時。
その短い時間をせめて「質の高い」「実りある時間」になるよう、
子どもと遊ぶ時に最近心掛けている接し方があります。
以前、Eテレの「ウワサの保護者会」という番組で
「PCIT(Parent Child Interaction Therapy)」と言う
親子相互交流療法が紹介されていました。
1日たったの5分!(←こういう言葉に弱い私です)
子どもと接する時に実践するだけでイライラしなくなる方法だそうです。
実際に1日5分!実践した所、イライラしないと言うよりは、お互いに良い時間を
過ごすことができるものだと感じました。
具体的な実践方法は割愛させていただきますが、簡単に説明すると、
その5分の間、子どもに対して、してはいけない事を3つ「命令、質問、批判」と
積極的にするべき事を5つ「ほめる、くりかえす、まねる、行動の説明、楽しんで」を
守るだけです。
この「してはいけない事3つ」が結構難しいのですが、ついつい子供たちに注意したり
叱ってしまう私には良い療法かもしれないと感じています。
そして、結果として子どもも楽しい5分となり、お互いに特別な時間となっています。
つまり「質の高い」時間になっていると感じています。
時短によって生まれた時間をゆとりある質のよいものに。
そして、時短だからこそ質のよいものを。
簡単そうで難しいです。