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大動脈

社員Uです。

 

現在、とある大都市の大動脈に関わるお仕事をさせてもらっています。

このような大規模な工事に携わる機会はなかなか無いので、

初めての取り組みに大きな期待と不安でいっぱいです。

提出時の形式に至るまでにも馴染みのない作業があったりと

様々な経験をさせていただけることになりそうです。

 

大きな仕事を任せていただけるときこそ、大きく成長するチャンスです。

大変な思いをしてこそ、『大』きく『変』われるということですね。

その工事が終わり、実際にその場所に行くことがあったり、

名前を聞いたりすることがあるたびに、

『あの工事に携わったんだ』と感慨深く、誇らしげな気持ちになるのでしょう。

まずはこの仕事を終えるときの達成感を味わえることを楽しみに

弊社として全力で努めてまいります。

 

このような大役を任せていただき、お客様には心から感謝です。

手描き(書き)の図面

社員Uです。

 

再び改修工事についての話題です。

今、確認している図面の中には、昭和40~50年代に描かれた図面が

いくつかあり、その手描きの図面になんだか親しみを覚えています。

というのも、図のクオリティなどはあまり分からないのですが、

そこに添えられている文字がすごく几帳面な字だったり、

表紙に大きく書かれた工事名がハンドレタリングだったりするからです。

アナログだからこその個性があふれる図面に、

自分の作業のしやすさは置いておくと、とても面白味を感じています。

拾いやすいのはもちろん現代のデジタルで描かれた図面ですね。

そして、この図面の発展を眺めていると、

30年後にはどんな風に図面が描かれるようになるんだろうと

ワクワクした気持ちになりますね。

最終的な見た目は大きくは変わらなかったとしても、

様々な作業がデータ上でもっと簡単に早く行えて、紙に印刷する必要も

あまりなくなってるといいな~なんて思います。

こうした技術の発展には本当に感謝です。

改修工事

社員Uです。

 

先日、改修工事の積算を行いました。

自分が担当したのは面積としても工事項目としても限られた範囲でしたが、

新築とは異なり、撤去についても拾うということが加わり、

なんだか新鮮な気持ちでした。

また、改修前と後の図面を比較しながら、実家のリフォームをした時の

ビフォアアフターを思い出して懐かしんだりしていました。

 

外壁や屋根の塗り替えは改修といえば、という感じがしますが、

シーリングの打替えなどは、こうして積算をしていなければ

あまりイメージになかったように思います。

防水が劣化して水が入ってしまうと構造の劣化もさらに進みやすくなってしまうので

見た目には分かりにくいけれど実はすごく大事だと再認識しました。

 

日本は災害大国ということもあって、諸外国と比べると

建築物の寿命は短くなりがちですが、こうしてきちんと改修しながら

長く使用するというのが大切ですね。

芸術劇場

社員Uです。

 

岡山の街なかを移動しているときに知ったのですが、

来年の秋に芸術劇場がオープンするようで、その建設が始まっています。

イメージ図からすると格好いい建物ができるようですごく楽しみです。

岡山に来てから、そういえばライブや舞台などの生のエンターテイメントを

鑑賞していないなと気づきました。

そうした文化芸術を楽しめる施設が新しくできるということも

嬉しいし、ワクワクするものです。

完成まで時間がかかりますが、その間もずっと(目にするたび、ぐらいでしょうか)

楽しみが続くと思うと、建築という大きなモノづくりは、

できあがるまでの過程にも独特な価値があるように感じますね。

その建築を支える積算、とてもやりがいがあります!

我が社の人財育成の記録

社長の倉西です。

今日は弊社の人財育成について書いてみます。

(とカッコいい見出しですが、昨年の7月から共に頑張る仲間になってくれた、

 社員Uさんが「自身の学び」として記録してくれていたものがほぼ9割5分...。)

社員Uさん(2021.7.12入社 建築は未経験)

【1か月目】

・建築の入門書、RC造・S造の図録や入門書を読む。

・工種についての分類や各用語について調べ、ざっくりとまとめる。

・YouTube中心に動画で建築・建設の流れを見てみる。

・建築積算士の一次試験の問題と解説を読んでみる→積算はどんなことをするのかを知る。

・実際に建物を見ながら、どうしてその造りにするのかなどを教わる。

・社長が講師として建設会社で実施した積算出前講座を受講する。

・「建築積算士補のための積算実技講習」のDVDを通し、二次試験の内容を知る。

・どういう計算をしているか理解できたら、実際に手を動かしてやってみる。

●外部研修機関のセミナー受講①(会社としての人間力向上への取組み)
・建築積算士の資格取得を目標に定める→1年3か月後の受験・合格を目指す!

※意識していたこと・気を付けたこと。
・最初から100%理解しようなど、完璧主義にならないこと。
・様々な観点から、建築や積算についてぼんやりと知るイメージ。
・焦らず少しずつ、点も増えればそのうち線になるだろう、という感覚で。
・あえていろいろ手を付けることで一つ一つへの集中力を高める、自分に合う方法を探る。

 

【2か月目】

・積算出前講座で使用していた演習問題を行いながら積算基準も学ぶ。(躯体→外部→内部)

・内外装は説明のパワポを読み理解しながら写すような形で学習。

・先輩社員が積算を実施して行く中で疑問点や調整事項を社内で確認する際に一緒に聞く。

 →用語レベルでわからないことを調べていく。

・現場見学を実施し、完成後引渡し前の建物を見学。

 →施工時のポイントやVEについてなども教えてもらう。

・自社で過去に積算した物件を例題に数量算出実践を開始。(併せて専用ソフトの使い方も学ぶ)

●外部研修機関のセミナー受講②
・業務向上目標としてブログ更新を設定。
 →HPの閲覧から新規のお客様からの問い合わせが増える。
・ありがとうカード、日々の朝礼や社内勉強会の充実。

 

■3か月目

・自社で過去に積算した物件を例題としての数量算出実践二物件目、三物件目を取組む。

・HPでのブログ更新によって新規のお客様からの受注に繋がる。

●外部研修機関のセミナー受講③開始
●社内での積算勉強会の取組開始。
・社長が積算標準図集を作成し、それを使って積算勉強会を定期的に実施。

 

■4か月目

・自社で過去に積算した物件を例題としての数量算出実践四物件目、五物件目を取組む。

・内訳明細のまとめ方、値入に関する考え方を学ぶ。(刊行物での単価の調べ方、代価行作成)

・仮設工事の数量算出について学ぶ。

・官庁物件で使用する専用ソフトの使い方を学び(割と簡単に入っていける)、
 実際の業務で補助的に実践。

●外部研修機関のセミナー受講③修了。
・建築積算士ガイドブックの要点まとめを始める。

 

◆5か月目(実務スタート)

・小規模物件(キャンプ場のトイレ新築)にて積算デビュー!

 数量算出からコスト算出まで一通り実践してみる!

 

◆6か月目~

・先輩社員と一緒に実務開始。

・建築積算士取得に向けての勉強も継続中!

 

仕事での成長もそうですが、人間的にも凄く成長してくれています。

建築積算士の取得頑張って下さいね!

 

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私も更なる進化を遂げるべく猛勉強中!

秋口には一次に合格して次のステップに進むことを必ずここで報告するぞ!