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置き配

こんにちは、社員Yです。

 

昨日、とても珍しい「置き配」がありました。

私が住んでいる地域は畑をされている方も多く、

フルーツやお野菜など、玄関先に置いてくださっていることがよくあります。

今の時期はカボチャやナス、スイカ、桃などでしょうか。

 

でも昨日は、なんと「カマキリ」だったのです!

カマキリのお届けは初めてです。

ビニール袋に10cmほどのカマキリと

大葉(←おそらく大葉にとまっていたのでしょう)を入れて

玄関の取手にかけてくださっていました。

 

実は2か月ほど前に、下の子が

「僕、カマキリが好きだから、見つけたらちょうだい」と近所の方に話していました。

その会話を私も聞いていましたが、それを覚えてくださっていたそうです。

本当に持ってきてくださるとは驚きました。

 

先日、ちょうどクワガタや赤ちゃんから育てていたカマキリが亡くなったばかりだったので

息子は、もちろん大喜びです。

(家族は「また毎日エサを捕まえなきゃいけないのか・・・」と本音がポロリ。)

 

でも、こうして小さい子との約束を守ってくださる優しいご近所さん。

恵まれているなぁと改めて感じました。

 

こうした地域のつながり、人と人とのつながり。

子供たちに繋いでいきたいことの1つです。

 

     

代価表の作成

社員Uです。

内訳明細への値入を行う中で、

刊行物には単価が載っておらず、専門工事業者様に

これだけ見積をお願いするわけにもいかない…という項目がよくあります。

そこで代価表を作成するのですが、

これが少し手間がかかるようで意外と面白いです。

普段、材工共の価格で把握している数字を因数分解して、

材料費や労務費、雑費などに分けて

一つ一つを妥当性のある数量、歩掛を当てはめて

積み上げ直すような作業です。

なんとなく、パズルや積み木遊びなどの楽しみを彷彿とさせます。

こうして自分の『楽しい』『面白い』を追求すると、

やっぱり自分は『過程・プロセス』が好きなんだと気づきます。

ここまで抽象的に捉えると、何にでも自分の興味の対象を向けて、

好奇心を引き出して「知りたい」と思うことが出来るのでかなり便利です。

世界は未知のもので溢れている…ワクワクします。

犬島精錬所美術館

社員Uです。

 

瀬戸内国際芸術祭の夏会期が始まりました。

早速行ってきたのが、以前このブログでも書きました、

鍰(からみ)という銅を精錬する過程で出るスラグでできるレンガの

造景が見られる犬島精錬所美術館です。

犬島精錬所は10年ほどの稼働で終わってしまったということで、

近代化産業遺産と呼ばれるそうですが、まさしく遺跡、という印象でした。

鍰レンガの深みのある独特な色合いに植物の緑が映えて

そのコントラストが何とも言えず素敵でした。

 

そしてそこに『アート×建築』が加わります。

建築家の三分一博志氏が手掛けた建物で、

これまた一般的な美術館とは全くイメージの異なるもので、

新しくて不思議な世界を感じさせてもらえる現代アートでした。

 

犬島には他にも『家』プロジェクトという形で

古民家をリノベーションした建物を活用したアートなどもあります。

通りがかりに入ったカフェも古民家をリノベーションした雰囲気のいい建物でした。

 

人々が暮らす場所としての利便性を維持することは難しくても、

島の自然やアート、文化を楽しむ場所として打ち出し、

様々な人に訪れてもらえるんだなと感じました。

こうして一般人が見学できる場所にしてくださった方々に感謝です。

本を読む

社員Uです。

先月から、夜の10時からはスマホを触らないようにすると決め、

朝礼で宣言したこともあって、良い習慣になってきました。

そしてスマホを触らない分、本を読む時間が増やせました。

SNSを眺めながらちょっとした情報を拾うよりも、

自分が得たいと思う情報や知識を、意識的に、深く知ることが出来ます。

電子書籍で活字を読むことが気に入っていた時期もありましたが、

今はやっぱり紙の本を読むのが好きです。

「こういう紙で、こんな装丁なんだ」と質感やデザインの色味などから楽しめたり、

読み進めながら、「もう残り半分ぐらいなんだ」と感じたり、

「こんなことを書いてあったのはどこだったかな、このあたりかな?」と戻って探したり。

物理的な形ある本だからこそ得られる感覚も大切にしつつ、

目的やそのときの気分に合わせて、いろいろな読書の仕方を楽しんでいきたいです。

四国水族館

社員Uです。

 

少し前に、四国水族館に初めて行きました。

イルカのショーやたくさんの魚たちを見て楽しみましたが、

建築の勉強をするようになって前よりも気になったのが

水槽がものすごい量の水を支えているということです。

一番大きな水槽になると、10メートル四方にもなる面を

継ぎ目もなしに、アクリルパネルで支えているわけですね。

しかも綺麗な透明です。

魚がいる側に少し傷がついているのが見えたので、

それから推測すると20~30センチぐらいの厚みがあるようです。

調べたところ、沖縄の美ら海水族館の巨大水槽にいたっては

60センチもの厚みだそうです。

7年前くらいに行ったときには全く気にしていませんでした。

こういった水槽のアクリルパネルの技術は

日本の企業が牽引しているんですよね。

素晴らしい企業努力・開発力だなと感じます。

あらためて、様々な技術を開発している人たちにも感謝です。

 

水族館のいたるところに手書き黒板の説明書きがあって、

それがすごく面白くて親しみを感じるものでした。

素敵な水族館を運営されている皆さん、ありがとうございます。