建築とSDGs
社員Uです。
先日の朝礼で、建築とSDGsについての話がありました。
持続可能な開発目標(英語: Sustainable Development Goals、
略称:SDGs(エスディージーズ))は、17の世界的目標、169の達成基準、
32の指標からなる持続可能な開発のための国際的な開発目標。(Wikipediaより引用)
倉西さんは、トヨタの生産管理システム「ジャストインタイム」を例に挙げ、
「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」供給する、ということが
建築業界においてもずっと大切にされてきた考え方だと話していました。
材料が不足すれば追加の発注や代替の手段のためのコスト(時間・労力・費用)がかかるし、
多すぎればもちろんロスが生まれ、不要なコストがかかりますね。
ということで、積算はこの必要量を正確に見極めるためにも
重大な役割を担っているわけです。
ふむふむなるほどと聞いていましたが、
あらためてSDGsの17の目標と照らし合わせて考えてみました。
建築業界全体としては特に、
『12. つくる責任 つかう責任』に関わる部分が大きいのかなと感じます。
建設中や、解体撤去などで発生するものを、できるだけ最小化すること、
ただの廃棄物とせず再資源化すること。
そして、環境や人に有害なものを適切に処理・処分すること。
これは13、14の海や陸の豊かさを守ることにも繋がりますね。
また、『11. 住み続けられるまちづくりを』に負う責任も大きいですね。
人々が長く、安全に過ごせる建物をつくるということは当たり前のようで、
すごく大切であり、そのクオリティはどこまででも追及できます。
じっくり考えると、いろいろな目標と繋がる部分があるなと感じますが
今日のブログで書くのはこれぐらいにしておきます。
サステナブル、という言葉が流行のようなものではなく、
世界的な常識になったということを再認識しました。
自分にできることから、仕事でもプライベートでも取り組んでいきます。