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まちづくり

社員Uです。

 

今日は朝から岡山の『まちづくり』や、各地域の『開発』に関する

色々な話題でちょっぴり盛り上がりました。

これから弊社で積算する予定の建物が建つ

その区画一帯の開発に力が入っているみたい、といった話や、

駅前のある通りを一車線化して歩道を広くし、

人通りを増やしたり、沿道のカフェのテラスでゆっくりできる雰囲気にするなどの

意図があったらしいと知り、なるほど、そうなのか、と楽しませてもらいました。

なんてことない世間話ですが、自分がぼんやりと眺めていた工事が、

人々のより良い暮らしや、活気ある場づくりに繋がっているんだなと

あらためて感じさせてもらいました。

 

また、こうしてハード面の整備をしていくことが必要不可欠ではありますが、

そこにどんなお店があるか、どんな面白いことをしているのか、

どんな人たちがいるのかといったソフト面もすごく大切だと感じていて、

最初から全部うまくいくはずもない難しいことでしょうけれど

変化し続けながらも少しずつ良くなっていくといいな、

なんて抽象的で漠然とした思いを抱きました。

 

という文章を書くのにとても苦労しました…

頭の中では饒舌で、人とこうした話をするのも楽しくて大好きなんですが、

文字に起こすのはとても難しいです。

結局伝えたいことの10%も書けていないんですが、

雰囲気だけでも伝わるといいなと思います。

 

とにかく、素敵なまちづくりの第一歩であるハード面の整備(建築工事)の

縁の下の力もち(積算)が、自分にできる役割だという思いで頑張っていきます。

アンテナを張る

社員Uです。

先日、朝礼でYさんが

『目的が明確だとアンテナを張ることができて、

それまで気づかなかったことや思いつかなかったことに気づける』

ということを話していて、確かに!と共感するとともに、

最近ちょっとそうした感度が下がっていないかな…?と

わが身を振り返っていました。

 

テレビやネットニュースで当たりさわりない情報はなんとなく取り入れていますが、

だんだんと自分が好む情報ばかりが増えてきて、

実は極端に視野が狭くなっているのではと感じることも多いです。

だからこそ、仕事を通して知ったことや人から聞いた話をきっかけに、

普段興味を持っていなかったことを意識して深掘りするようにしたいです。

そうして視野を広げたり、既知の分野との共通点などを見つけたり、

よりよい暮らし・人生に繋がる気づきや行動を増やしていきたいですね。

歩道橋その2

社員Uです。

 

先週に続き、歩道橋の話です。

この写真は、鉄骨の繋ぎ目部分を撮ったものです。

このボルトの頭についている緑のキャップというか、カバーが

あまり馴染みのないものだったので、ここで書きたいと思っていました。

ネットで検索してみても該当しそうな情報が見つけられなかったのですが、

倉西さんと話していると納得できる理由や目的が聞けました。

まず一つは、歩行者が通る際にボルトの角に服をひっかけてしまったり

手が当たったりしたときに怪我するのを防ぐという役割。

他には、もしボルトが緩んだりしても、部品が外れて落ちるのを防いだり、

いたずらに緩められたりするのを防ぐという役割。

細い紐状の部分でキャップ同士が繋がっているのも含め、なるほどと思いました。

 

加えて、キャップのついていないツルっとした部分もあるのは何故だろう…

と思っていて、その答えも教わりました。

ボルトを本締めする前に、数本だけ手で回して仮どめをする段階があり、

その際に差し込む向きが表から裏からとバラバラだったからということです。

見た目には統一されていたほうが綺麗なんでしょうけれど、

差し込む向きには特に決まりがあるわけではないので

やりやすい方法でしたのでしょうね。

 

自分なりに予想していたことと共通する部分もありましたが、

やはり現場での状況もふまえて説明してもらうとすごく納得できて

このことについて話題にして良かった、と思いました。

 

なんでも気軽に聞けて、いつも丁寧に教えてくださる周囲の皆さんに心から感謝です。

つくる責任

社長の倉西です。

今日は社員Uさんが建築とSDGsについて投稿してくださいました。

自社は何か環境問題に取り組んでいるんだろうか?ということを考える機会がありました。

色々と思いを巡らしてみるに、

「必要な材料を最適なタイミングで余剰の無いように」

「出来るだけ転用して新しい材料を使わないようにする」

「古いものも出来るだけ再利用する」

「ごみは減らす」

30年前に社会人としてゼネコンで働き始めてからずっと言われてきたことを思い出しました。

【つくる責任】と言う観点からすると環境問題への取組みとも言えます。

そこの基盤になるのはやはり積算になると考えます。

・最適な数量算出による資機材の利用計画

・最適なコスト算出による資機材の転用計画

積算も環境問題解決への一翼を担っています。

色々と考える機会を作ってくれてありがとう。

建築とSDGs

社員Uです。

先日の朝礼で、建築とSDGsについての話がありました。

持続可能な開発目標(英語: Sustainable Development Goals、

略称:SDGs(エスディージーズ))は、17の世界的目標、169の達成基準、

32の指標からなる持続可能な開発のための国際的な開発目標。(Wikipediaより引用)

 

倉西さんは、トヨタの生産管理システム「ジャストインタイム」を例に挙げ、

「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」供給する、ということが

建築業界においてもずっと大切にされてきた考え方だと話していました。

材料が不足すれば追加の発注や代替の手段のためのコスト(時間・労力・費用)がかかるし、

多すぎればもちろんロスが生まれ、不要なコストがかかりますね。

ということで、積算はこの必要量を正確に見極めるためにも

重大な役割を担っているわけです。

 

ふむふむなるほどと聞いていましたが、

あらためてSDGsの17の目標と照らし合わせて考えてみました。

建築業界全体としては特に、

『12. つくる責任 つかう責任』に関わる部分が大きいのかなと感じます。

建設中や、解体撤去などで発生するものを、できるだけ最小化すること、

ただの廃棄物とせず再資源化すること。

そして、環境や人に有害なものを適切に処理・処分すること。

これは13、14の海や陸の豊かさを守ることにも繋がりますね。

また、『11. 住み続けられるまちづくりを』に負う責任も大きいですね。

人々が長く、安全に過ごせる建物をつくるということは当たり前のようで、

すごく大切であり、そのクオリティはどこまででも追及できます。

 

じっくり考えると、いろいろな目標と繋がる部分があるなと感じますが

今日のブログで書くのはこれぐらいにしておきます。

サステナブル、という言葉が流行のようなものではなく、

世界的な常識になったということを再認識しました。

自分にできることから、仕事でもプライベートでも取り組んでいきます。