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先を越され...

社長の倉西です。

本日インターンシップを実施したのは社員Mさんの投稿の通り。

先を越されてしまいました...(笑)。

今回の経緯として、四年前から岡山県産業振興財団様からの案内を受けて

外国人留学生インターンシップ受入れの希望は出しておりました。

しかし、なかなか建築を学ぶ学生さんのエントリーが無いのと、

あったとしても留学生さんなのでバイトとのスケジュールが合わない

等の理由で実施が出来ておりませんでした。

そして昨年はコロナ禍による中止。

 

しかしながら今年はそれが功を奏しまして、岡山県産業振興財団様から

「オンラインで実施するので一日だけの受入でも可」とのことになりました。

それでも建築学科の学生さんのエントリーが無く、今年も無理かなと思っていた

矢先に岡山市内の大学の建築学科で学ぶ二年生の学生さんがエントリー下さいました。

学校から「日本の会社を学んでおくことも勉強になるよ」と勧められてのことだったようです。

インターンシップの様子は社員Mさんが書いて下さっているのでここでは割愛します(笑)。

 

「日本で経験を積んだあとは国に帰って発展に尽くすんだ」と力強く仰っていました。

戦後の日本も「これからこの国を良くしていくには教育しかない」との先人たちの念いと

行動によって復興と発展が進んだと聞いたことがあります。

 

私も「未来の世代へより良い日本を繋いでいくため」頑張って行きます。

 

今日のオンラインインターンシップに参加してくれた学生Bさん、

この機会を作って下さった岡山県産業振興財団さま、

そして今日一日インターンシップに一緒に参加してくれた、社員Tさん、Yさん、Mさん、

皆さんに感謝です。

素晴らしい一日を有難うございました。

 

インターンシップ

社員Mです。

 

本日は学生のインターンシップのカリキュラムが行われました。

とはいっても、オンラインで1日だけということだったので職業体験とまではいかず、

会社の仕事内容の説明や朝礼、勉強会の様子をお伝えするような流れでした。

 

 

倉西さんも書かれるかもしれませんが、お先に(?)私の感想を…

 

今回参加してくださったのが外国人留学生の方で、

とにかく真面目で努力家、勉強熱心なことが伝わってきました。

日本語の猛勉強から、大学で建築を学び始めたという話だけでも

すごく尊敬し、見習わなくては…と感じるばかりですが、

日本で経験を積んで、いずれは母国に帰って発展に貢献したいという

素晴らしいビジョンも教えてくださり、応援したい気持ちでいっぱいです。

 

 

やはり、海外の方のお話を聞くと、

日本の治安の良さや暮らしの安定感に甘えて、

安穏に生きていることが当たり前になってしまっている、

そういうことにあらためて気づきます。

ありがたいことだなぁと感謝。

そして、自分の手が届くところからお手伝い、というと

それもまたおこがましくも感じてしまいますが、

協力できることはしたいと本心から思います。

 

まずは、もう少しコロナが落ち着いたら、

インターンで交流した留学生の方が弊社に

見学に来ていただけるのを楽しみにしております。

 

資源という可能性

社員Mです。

 

今日は、自分の資源を書き出すという作業をしていて

気づいたことを書いてみます。

 

『資源』とは、ささやかな個性や得意とすることと定義されていたのですが

100個も挙げようとするとなかなか大変で、手も止まります。

ここで少し考えると、持ち前のポジティブ思考が発揮されました。

 

誰かの顔を思い浮かべて長所を挙げてみると、

自分にもこういうところがあるんじゃないかな?

と過去の経験を振り返って結びつけたりして、

自分の特性、つまり個性として解釈できてしまうのです。

 

誰かと比べて優劣をつける必要もなく、

自分にその要素のようなものが見つけられたら、

『資源』であると気づくことが出来たら、

意識して、努力して、伸ばしていくことができます。

 

 

こんなふうに考えると、ますます可能性が広がると感じました。

そしてあらためて、人と人というのは鏡なのだということも確認できました。

もっともっと周囲や自分の可能性に気づいていきたいです。

秋らしく

社員Mです。

 

今日は「しゃ」を打つと予測変換で「シャワー室」が一番上に来ました。

昨日、内装の積算をするために部屋の名前を打ち込んだからでしょう。

 

さて、今日はあいにくのお天気ですが、

先週末ぐらいから、だいぶん秋らしい空気になってきました。

それもそのはず、来週の23日はもう秋分の日です。

二十四節季でいうと、『秋分』の前の今の時期を

『白露(はくろ)』といいます。

夜のうちに空気が冷え、草木に朝露がつくようになるころですね。

個人的に『雨冠』のつく字が好きなこともありますが、

『白露』は発音といいますか、音の響きも良く、風流で美しい日本語ですね。

 

二十四節季を全て覚えているわけではなく、たびたび

「今ってどういう季節なんだろう?」と思っては調べています。

なんだか年々、夏と冬が長くなって、春や秋が少しずつしか

楽しめなくなっているような感覚にもなりますが、

昔からのこの季節の概念を、自分から意識して感じとり、

ゆっくりと移り変わりを楽しめるようにしたいです。

 

積算と数学について

社員Mです。

 

設計図をもとに積算するという作業は

数学の問題を解くことに似ているように感じます。

ただ、学ぶにつれて決定的に違うと分かってきたことがあります。

 

ひとつは、与えられている情報だけでは完結しないということです。

設計図に全てが描かれて(書かれて)いるわけではありませんから、

積算をする過程で設計者の意図を質問して確認したり、

こちらで仮定して積算を進め、やはり確認をとる必要があります。

 

もうひとつは、完璧な答え、一つだけの正解というものはないということです。

できるだけ正確な数字を出すために情報を総合して計算しますが、

ある程度の幅はありますし、本当に正解だったかを確認しようにも、

工事ごとにかかった費用と見比べたとしても、

細かいところまで答え合わせができるわけではありません。

 

中高生のころの数学の問題は基本的に「解けるもの」だったし、

「正解」があるものでした。

もちろん、もっと専門的に勉強していくと、

そう単純なことではないのも重々承知していますが…

 

こうして積算という仕事を知っていくと、

人とのコミュニケーションが欠かせませんし、

建築の技術も変化・向上していくものなので、

常に学ぶことがたくさんあります。

 

場合によっては、積算をする過程で

設計段階であまり詰められていないところまで明確で具体的になったり、

予算を下げるために施工方法が考え直されたり、

安全面の品質向上の助けになったりもしています。

 

あたりまえのことばかりですが、

こうして文章にして書いてみたことで、あらためて

すごくやりがいのある仕事だと感じました。

 

はやく積算を通してお客様のお役に立てるよう、

常に励んでまいります。